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カードローン・キャッシングの契約に必要な書類
カードローンやキャッシングを利用の契約をするには、申込みを行い審査をクリアする必要がありますが、その段階でいくつか用意すべき必要な書類があります。
いつどんな書類が必要か事前に知って準備をしておけば、スピーディーに融資を受けることができるので、これから申込を検討している方は確認しておきましょう。
本人確認書は絶対必要。
本人確認書は、必ず提出しなければいけません。本人確認書とは、本人であることを証明する書類のこと。
運転免許証を利用する方が一番多いですが、免許のない人の場合は、パスポートやマイナンバーカード・健康保険証などが利用できます。氏名・生年月日・住所が確認できる顔写真付きの公的証明書であればOKです。
外国籍の方は、在留カードや特別永住者証明書が利用できます。これらは、適法な在留資格をもって日本に中長期間在留するものであることを証明してくれるものです。
現住所と異なる場合は、他の方法で証明せよ
引っ越しをして、まだすべての住所変更手続きを行っていない時は注意してください。本人確認書に記載されている住所が現住所と異なる場合は、それだけでは本人確認書として使うことができません。
この場合は、氏名と現住所を確認できる書類を用意する必要があります。原本(コピーは不可)もしくは複数の書類を提示することを条件としている会社が多いです。
・住民票の写し
・公共料金や携帯電話の領収書
・印鑑証明
が利用できます。
まだ役所で手続きをしていない方でも、役所や出張所で数分で住所変更を行うことができるので、これを機にやっておきましょう。
運転免許証の場合は、現在の免許証の裏書として新住所を記載されるので、表裏の両方のコピーをして提出することになります。
収入証明書は、借り入れ金額によって必要になる
少額融資の場合は必要ない場合が通常ですが、借入希望額が一定金額以上になる場合や他社からの借り入れがある場合で、合計借り入れ希望額が高額になる場合は、収入証明書の提出を求められます。
通常は、借入希望額50万円以上の場合、他社との合計借り入れが100万円以上の場合に提出を求められます。
収入証明書として利用できるものは
・源泉徴収票
・給料明細書(2~3か月分)
・確定申告書
・住民税決定通知書
・所得証明書
です。
収入証明書の提出が必要ない人もたくさんいらっしゃいますが、できれば準備しておくことをおすすめします。
なぜなら、勤務先への在籍確認として使用することもあるからです。例えば、在籍確認の電話をかけられると不都合な場合や会社が取り次いでくれない場合などに、収入証明書や社員証を提出することで在籍確認の代わりとしてくれる消費者金融やカードローン会社もあります。
手続きの段階で、記載する書類
申込み書を書かなければ始まらない。
申込をする際に、氏名、生年月日、住所、職業、勤務先、年収、勤続年数、雇用形態、希望借り入れ額、賃貸や持ち家などの住居の種類、家族構成・他社からの借り入れ状況などを申込用紙に記載します。これを元に審査をしていきますので、全員が記載する必要があります。
ネットで申し込みの場合は、WEB上で入力。店頭や郵送・電話・FAXで申し込む場合は、紙面への記載になりますが、内容は同じです。
勤続年数や年収は、パッと出てこないことも多いですが、正確に記載をするべき箇所です。今のうちに確認しておきましょう。
契約書は、審査を通過した段階で
審査に無事通過したら、次は契約です。契約時には、契約書を確認してサインする必要がありますが、WEB上でも簡単にできるフォームやメールに返信する形での契約など、簡単に手続きできるようになっています。
契約書には、返済方法や利息など大切なことが書いてあるので、必ず目を通すようにしましょう。
必要書類は、いつどのように提出するの?
必要書類がわかったところで、いつどのような形で提出するかについてご説明します。
カードローンの手続きの流れは、申込み→審査→契約→融資となっています。
最初の申込み時に、申込用紙への記載・本人確認書・収入証明書(必要な場合のみ)を提出しなければいけません。ただし、提出の仕方については、申込方法によって違いがあります。
ネット申請で申し込む場合
各社のホームページには、簡単審査・クイック診断などがある場合はまずこれを利用する人が多いでしょう。簡単審査は、ネットの入フォームに希望借り入れ額や現在の他社からの借金の有無、年収などの簡単な必要事項を記載した上で送信ボタンを押すと融資可能かどうかだいたいの目安がわかるようになっています。
この時点ではまだ何も必要ありません。
ネットでの申込、アプリやWEBアップロードを使って時短!
融資の可能性がありそうだと申込を決めた場合は、WEB上の申込みフォームに従って詳細を記載していきます。
記載内容は、氏名、生年月日、住所、職業、勤務先、勤続年数、年収、希望借り入れ額、賃貸や持ち家などの住居の種類、家族構成、他社からの借り入れ状況などで、これを元に審査がされるのでどれも正確に記載する必要があります。
年収や勤続年数を正確に覚えておらずだいたいで書いてしまう人もいますが、嘘をついているとみられてしまうこともあるので気を付けましょう。
この本申込みの際には、本人確認証(身分証明書)と年収証明書の提示が必要になります。
身分証明書は基本的には写しでいいので、ネットからの申し込みの場合は、スマホなどで撮影し、画像データをアプリやメール、ネット上へのアップロードという手法を使って送ることができます。
大手の消費者金融や銀行では、ほとんどが審査専用のアプリを用意してあるので、指1本で簡単にすべて終わらせることができるようになっており、とても便利です。
WEB完結の場合の契約書は?
WEBで申込みをして、WEBで契約も済ませてしまうWEB完結型のサービスの場合は、メールに返信したりWEB上で契約書をチェックしたりすればWEB上で契約完了となります。
家から一歩も出ずに、申込から融資までできるのはありがたいサービスですね。(一部の会社では、WEBで契約した後に本書類を郵送してくることもあります。)
また、WEBで申込をしても、店頭や自動契約機に赴いて契約をしたい人の場合は、そちらで契約の手続きをすることが可能です。
郵送で申し込む場合
申込用紙は、電話で申しこんだりホームページ上からダウンロードしたり、コンビニや銀行に置いてあることもありますので、これを入手し郵送で申し込むことも可能です。
郵送の場合は、必要書類をコピーして申込書といっしょに送付をすることになります。審査通過後は、契約書が自宅に郵送されるのでそれをチェックして署名して、各種必要書類の写しを同封の上で送り返すというものです。
じっくり考えたい時は、郵送による申し込みもいいですね。
店舗窓口や自動契約機を用いて申込みする場合
店舗窓口や自動契約機で申込をする場合は、店舗や自動契約機で必要書類を提出します。店舗の場合は、その場で原本のコピーを取ってもらうこともできますし、自動契約機の場合は、室内にあるカメラ機能やスキャン機能を利用して先方に自動送信することができます。
相談しながら進めたい時は、店舗や自動契約機を利用するといいですね。
必要書類まとめ
提出の仕方はさまざまですが、申込み時までに、本人確認証と場合によっては収入証明書を準備する必要があります。
身分証明書が手元にないという方は少ないと思いますが、住所変更手続きをしていない場合は早めにしておくこと。また、収入証明書を入手するには時間がかかることもあるので、会社の経理担当者に何日くらいで発行されるか聞ければ安心ですね。
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