手続き

借り入れ時の審査、ここが見られる5つのポイント!

カードローンの審査が不安

金欠の時に、銀行や消費者金融といった金融機関からお金を借り入れしよう!と思う。でも、審査に通るのか不安で、少しでも審査の甘い金融機関を必死で探している。
そんな方たちの心境が、手に取るようにわかります。

必死で審査の甘い消費者金融を探す姿

カードローンの審査が不安なのは、融資基準や条件が一般の利用者には公開されていないから。
わからないことは、人を不安にさせるのです。
ここでは、具体的に審査の過程でどのような項目がチェックされているのかを説明していきますね。

審査の過程で見られるポイント

各々の銀行なり消費者金融では、然るべき融資基準や条件を定めており、申請が行われると、基準に即しているかどうかを見定めた上で融資の可否が判断されます。具体的な基準は各社違うものの、見るべきポイントは決まっています。
あらかじめわかっていることが多ければ、不安な審査も少し気が楽になりますね。

申請内容のチェック

審査には、幾つかの段階がありますが、まず最初に行われるのが申請内容のチェックです。

最初に利用者は、ネットや電話、店舗窓口、自動契約機、郵送などを使って申し込みを行い、担当者はこれらの項目に情報の抜けがないか、明らかな不正がないかなどをチェックしていきます。
申請書に記載する内容は、氏名、生年月日、住所、職業、勤務先、年収の他にも、賃貸か持ち家か、現在の勤務先への勤続年数、家族構成など、他社からの借入額などの一般的な情報です。
金融機関の担当者がこれらをチェックし、身分証や年収証明書が必要なケースがあれば提示を求めたり、あるいは条件に即して提出されたそれらの写しをチェックして、借り入れ基準を満たしているかどうかを確認します。

信用情報機関への照会

次に、信用情報機関への照会が実施されます。
信用情報機関は、銀行や消費者金融、信販会社などが過去の顧客情報などを登録し、皆で共有しあっているデータベース的なもの。
各金融機関は、新たな申請があると信用情報機関にある記録を照合することで、その人物が過去に返済をを滞納していないかどうか、債務整理などの法的手続きを行っていないか、その他の金融事故を起こしていないか、などを確認することができます。
過去に金融事故があったり、返済をしていても滞納しがちであれば、条件は不利になります。

虚偽がないかどうか

申請時に記載した内容に虚偽がないかどうかチェックされます。信用情報機関への照会でわかることもあれば、金融会社の勘と調査でわかるケースもあります。

嘘が多い項目は
・年収
・勤続年数
・雇用形態
・他社からの借り入れ状況
です。

消費者金融や銀行のカードローンは、担保や保証人を不要としていますが、個人の信用を担保にお金を貸すサービスです。ここで嘘をつくような人には、信用はありませんよね。

嘘をついたことがわかれば、信用するに値しないと思われ審査に落ちやすくなりますし、二度とカードが作れなくなる可能性もあります。
金融業者は、嘘を見抜くのが上手です。他社からの借り入れ状況は、信用情報機関への照会ですぐにわかりますが、年収や勤続形態なども、長年の経験で怪しいことには気が付きますしデータも持っています。
例えば、この職業の場合は勤続○○年で年収○○円が平均であるとか、この企業の部署に勤続○○年の場合は、年収○○円であるなど…下手な嘘は付けませんね。

特に、他社での借り入れは、審査において重要な確認ポイントです。
他社で借り入れをしているかどうか、している場合はどこにいくら借りているのかを確認されます。他社から借り入れがただちに審査に不利になるわけではありませんが、カードの融資限度額の決定に影響をしたり、短期間に数多くの貸金業者や銀行に借入の申し込みを行っている場合は審査に不利になることもあります。

希望額の確認

総量規制の範囲内か(年収に対して多すぎないか)

カードローンは、限度額を設定しその範囲内であれば何度でも借り入れできるサービスですが、最初から高い限度額を設定されることはまずありません。
消費者金融などの貸金業で借りる場合は、総量規制の範囲内であることが大前提です。
総量規制とは、年収の3分の1以上の貸付はできない制度のことです。
他社で借り入れがある人に貸付をする場合は、年収の3分の1を超えないように正確に判断する必要があるため、厳格に審査されることになります。

銀行は、貸金業法ではなく銀行法が適用されるため総量規制の対象とはなりませんが、実際は年収の3分の1を大きく超える貸付けをすることはありません。それ以上になると、利用者の返済がきつくなってくるためです。

初回の貸付け額としてふさわしいか

初回の申込時から大きな額を希望する場合は、審査も慎重になります。多くの金融機関では、50万円以下の融資の場合は収入証明を不要としていますが、50万以上の場合は収入証明の提出が必要になってきます。
融資限度額は、月々の給与やこれまでの信用度、金融機関の口座開設の有無などの様様な項目にて融資限度額が決定されます。はじめから大きな額を希望すると、お金に困っていると思われ返済能力が心配されてしまいますので、希望額は少な目にしておくのが審査をスムーズにすませるコツです。(限度額は、後から増やすこともできるので)

在籍確認

在籍確認は、審査のほぼ最終段階です。ここまで来れば、あと一歩!
在籍確認とは、申請時に記載した勤務先に本人が勤めているかどうかを確認するものです。通常は、勤務先の代表番号に電話をかけ、申請者本人を電話口に出してもらえるように依頼するというもの。うまく通話が取次された場合や不在でも在籍が確認された場合は完了となりますが、その時点で勤務実態が不明であったり、在籍が認められませんといった返答があった際には、審査に通過することができません。

在籍確認をされることに不都合のある人は、金融会社に相談してみることをおすすめします。
例えば、1日中オフィスを出払って外で仕事をしていたり、会社に電話がかかってくること自体が迷惑な場合。
よくあるケースでは、会社が個人名からの電話は取次をしなかったり、周囲から不審な目で見られて勤務に影響がでるような場合です。
社員証や健康保険証の提示、源泉徴収票や給与明細書の提示などといった方法にて置き換えることが可能な場合もありますので、不安な人は相談しましょう。
(在籍確認の詳細とトラブル対処法はコチラ

これらの審査項目において全て問題なくクリアできたならば融資が可能ということになります。

審査は不安がっていても何も始まらない

お金を借り入れするということは、確かに気が重い行為ですが
でも、お金が足りないのはあなただけではありません。

毎日の生活の中ではお金に関する悩みや困りごとが尽きないものです。
特に生活費から食費、公共料金、自宅の家賃などといったものは給与から根こそぎ持って行かれてしまうので倹約のしようがないもの。その上でさらに仕事関係やプライベートの交友費や怪我や病気に伴う医療費、趣味やファッション、グルメに関する出費もまた重要となってきます。
結婚してお子さんもいらっしゃる家庭であれば子育て費や教育費も必要になるでしょうし、家族揃って出かけるレジャーや外食、旅行などの費用も欠かせません。思いがけない結婚式やお葬式などが飛び込んでくると、それに対応してお金を包まなければならないのもマナーです。
急な出費時や金欠時に、何らかの方法で埋め合わせをしようと、多くの人がカードローンを利用しています。

カードローンの審査より怖い知人審査!

親や兄弟、友人などに頼み込んでお金を融通してもらうのも一つの手です。
これなら借金の履歴が残ることもないですし、知人の間柄で利子まで取らないという人もいるので、メリットが大きいです。
デメリットとしては、返済遅滞や返済不能になった際に、大切な絆や関係性を損ない険悪な間柄になってしまうリスクがあること。
知人から借りるか、金融会社から借り入れをするか…それぞれのメリットとデメリットを考えて検討しましょう。

ただ、知人からお金を借りるのは思っているよりも簡単ではありません。
私は、知人からお金を借りるのが面倒になり、消費者金融から借り入れをしました。
消費者金融にも審査はありますが、知人や親兄弟に借りる場合だって審査のようなものがありますよね。本当に返してくれるのか、どうやって返すつもりか、何に使うのか、この知人審査ってかなり厳しくて肩身の狭い思いをします。
親戚に借りようものなら、翌日には親戚中に私が借金をした話が広まっている…
長い目で見れば、貸してくれる親兄弟や友達がいれば、甘えた方がいいと思いますが…私の場合は、スピーディーにお金が必要で、さらに保証人や担保などを用意することなく、1度ではなく何度か借りることになるだろうと思ったので、カードローンがベストでした。

審査は厳しいと思っていたので当日はドキドキしましたが、一度カードを作ってしまえば、融資限度額の範囲内で何度でも、いくらでもATMから引き出すことができる。いちいち審査手続きを経なくても自分の裁量次第でやりくりすればいいので便利です。

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