“派遣”でもお金は借りられる
派遣・契約社員でも、カードローン会社と契約する上で不利になることは、ほとんどありません。
より有利になりやすい条件として、以下が挙げられます。
- 同じ派遣元で、連続して1年以上の勤務実績がある
- 20〜30代前半までの若年層
しかし、この条件をクリアしなくても審査を通すコツ・確実にお金を借りる裏技があります。
それぞれ押さえていきましょう。
審査のカギは提出書類にあり
第1のポイントは、身分証明書として提出する書類です。
健康保険証には取得年月日が記載されているため、勤続実績に不安のある人は別の書類を提出しましょう。
最もお勧めできるのは運転免許証ですが、未取得のかたは住民基本台帳カード・マイナンバーカードで対応しましょう。
第2のポイントは、収入証明書です。
これも、地域の役所で取得できる「所得(課税)証明書」がお勧めできます。
前年度収入だけのシンプルな内容で、派遣元の情報・勤続年数などは記載されません。
次にクリアしたいのは、在籍確認です。
在籍確認のギモン
多くの派遣会社で、在籍確認がある旨を伝えておくと、快く対応してくれます。
勤続実績や派遣先・年収などは個人情報にあたるため、ローン会社に回答することはありません。
シンプルに「現在派遣就業中であること」のみを伝えるに留まります。
派遣元から「どの金融会社から連絡があるのか?」と聞かれた場合は、ショッピングローン会社から…とのように答えておくだけで十分です。
在籍確認は個人名で行われるので、借金しようとしている事実を知られることはありません。
10〜20万円の少額借入なら「手持ちのクレジットカード」で
少額の現金が必要なのであれば、キャッシングの新規契約をするまでもない裏技があります。
それは、手持ちのショッピング用クレジットカードにキャッシング枠を付帯させることです。
おすすめの理由は3つあります。
- 審査の比重が「ショッピング利用実績」に傾く
- ショッピング枠はあらかじめ「貸せる金額」より低く設定されている
- 最も早く借りられる
審査比重については、ショッピング利用が長ければ長いほど、利用実績へと傾く傾向にあります。
目安として、2年以上の安定した支払い実績があれば、雇用形態・勤続実績を審査することはほぼありません。
2・3番目に挙げた項目について述べると、ショッピング枠は通常、審査可決となった限度額より10〜20万円ほど低く設定されています。
本当の審査可決額を確認することは不可能ですが、「〜10万円までの現金ならば即決で借りられる可能性が高い」というのがポイントです。
カード自体はお手元にあるので、コールセンターでキャッシング利用を希望すれば、数分〜数時間、遅くとも翌日にはATMから借入できます。
ただしこれは「クレジットカード会社との信頼関係ありき」のことになるため、過去に1度でも支払い遅延を起こしたことがある場合は、別会社との契約を検討する必要があります。
10万円以上のまとまった金額を借りたい場合も同様です。
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