基礎知識

カードローン審査を徹底解説!これを読めば審査の悩みは吹き飛ぶ!

これからカードローンでお金を借りようという人が最も気になっているのは審査ではないでしょうか?どんなに好条件のカードローンでも、審査を通らないことには借りることはできません。ここでは審査の流れや審査通過のポイントについて徹底的に解説しています。審査が不安という方はぜひ参考にしてください。

目次

審査が不安な人集まれ!審査通過率の高いカードローン3選!

審査に関する説明はいいから、とにかく審査に通りやすいカードローンが知りたいという人は、ここで紹介する審査通過率の高いカードローンに申し込むと良いでしょう。大手消費者金融では「新規申し込み者のうち、どれくらいの人が審査通過しているのか」を成約率という形で公表しています。

ここでは公表されている成約率をもとに、審査通過率の高いカードローンをランキンげ形式でご紹介したいと思います。

1位:アコム

審査通過率 48.11%
金利 3.0%~18.0%
限度額 最高800万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短1時間
在籍確認 電話連絡、書類も可
WEB完結

大手消費者金融の中だけでなく数あるカードローンの中でもトップクラスの審査通過率を誇るのがアコムです。

審査通過率は脅威の48.11%。新規申し込みのうち2人に1人は審査通過に成功しています。この数字から、如何にアコムは新規貸付に積極的なのかがわかります。

とにかく審査の通りやすさを重視するならアコム一択といっても過言ではないでしょう。

2位:アイフル

審査通過率 45.69%
金利 4.5%~18.0%
限度額 最高500万円
審査時間 最短30分
融資時間 最短1時間
在籍確認 電話連絡、書類も可
WEB完結

アコムの次に審査通過率が高いのがアイフルです。新規申し込み者のおおよそ2人に1人がアイフルで借り入れできていますので、審査に通るか不安な人はアイフルに申し込むのも良いでしょう。

またアイフルなら働いていることがわかる書類を提出することで職場への在籍確認をなしにできる点も魅力的です。

3位:プロミス

審査通過率 42.98%
金利 4.5%~17.8%
限度額 最高500万円
審査時間 最短20分
融資時間 最短20分
在籍確認 電話連絡
WEB完結 可、カードレスも可

審査通過率第3位はプロミスです。アコム、アイフルに比べるとやや劣りますが、それでも審査通過率は40%を超えています。

そこまで審査基準は厳しくない上に、申し込み金額50万円以下なら収入証明書不要ですので、低収入の人でも問題なく借りられます。

今日中にお金を借りたい人必見!審査が早いカードローン3選!

ここではとにかく1秒でも早くお金を借りたいという人に、審査が早いカードローンをご紹介します。

いずれも審査は最短30分とスピード対応ですので、審査結果を早く知りたい人、今日中にお金を借りたい人は参考にしてください。

1位:SMBCモビット

審査スピード 10秒簡易審査
融資スピード 最短1時間
審査回答のタイムリミット 20時までに申し込み
即日融資のタイムリミット 21時までにカード発行 ※1
在籍確認 書類でOK
土日の審査
審査通過率 未公表

※1.三井住友銀行のローン契約機なら即日でカード発行可能です。

SMBCモビットの審査がなぜ早いのか、その秘密は申し込みから融資までの手続き方法にあります。実はSMBCモビットは業界で唯一、電話連絡なし郵送物なしで契約可能(Web完結の場合)なカードローンなのです。

在籍確認は指定した書類を提出すればOK。職場への電話連絡をカットできますので、その分手続きにかかる時間を短縮させることができます。

また電話連絡なしは職場だけでなく申し込み者に対してもです。普通、カードローンに申し込むと申し込み内容確認のためにカードローン会社から本人に電話が、かかってきます。そこで内容確認のために色々と聞き取りをされますが、SMBCモビットならこの煩わしい手続きもカットできますので、最短30分審査完了を実現できているのです(※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合あり)。

すべての手続きをWEB上で完結可能ですから、余計な手間と時間をかけずにお金を借りられます。

2位:プロミス

審査スピード 最短20分
融資スピード 最短20分
審査回答のタイムリミット 21時までに申し込み
即日融資のタイムリミット 22時までにカード発行
在籍確認 電話
土日の審査
審査通過率 42.98%

プロミスは業界で唯一「最短20分融資」を公表しているカードローン。今日中にお金を借りたい人にピッタリです。

土日でも通常と変わりなく審査してくれるのも嬉しいところ。21時までに申し込みできればその日のうちに審査結果がだしてくれる可能性が高いです。

3位:アコム

審査スピード 最短30分
融資スピード 最短1時間
審査回答のタイムリミット 21時までに申し込み
即日融資のタイムリミット 22時までにカード発行
在籍確認 書類もOK
土日の審査
審査通過率 48.11%

早く審査を突破するためには審査通過率の高いカードローンに申し込むことも大切です。アコムは業界トップクラスの審査通過率ですから、審査結果がわかるのが早くておすすめです。

平日・土日祝日ともに即日融資に対応していますし、夜遅くまで営業しているのでその日に借りられる確率が高いのもポイントです。審査スピードだけでなく審査の通りやすさも重視したい、そんなわがままな人にアコムはおすすめです。

カードローン審査の流れ

ここではカードローン審査の流れについて解説していきます。

カードローンの審査は「仮審査」と「本審査」の2段階あります。審査通過するためにはそれぞれの審査基準を理解しておくことが大切です。

ここでは仮審査と本審査それぞれの審査基準について解説していきます。

仮審査とは

仮審査はコンピューターが行う機械的なものです。申し込みフォームや申し込み用紙に記載された申し込み者の基本情報を、コンピューターを通して振り分けていきます。コンピューターが自動で合否を振り分けますので、審査結果が出るまで非常に早いです。

仮審査でチェックされるのは「属性」「住居情報」「勤務先情報」「他社借り入れ状況」の4つです。

属性

属性とは申し込み者の個人情報に関する部分であり、どのカードローン会社でも必ず確認されるものです。

属性は氏名、生年月日、電話番号、住所などに分けられます。

後に個人信用情報と一致させるためにも氏名と生年月日にズレが生じてしまうと、それだけで審査落ちしてしまうこともありますので気を付けましょう。電話番号は携帯電話と固定電話どちらでも申し込みは可能ですが、信用という点では固定電話のほうが上です。

住居情報

住居情報で見られるのは「居住年数」「居住区分」「家族形態」です。

居住年数は長ければ長いほど評価は高くなります。転勤などで引っ越しが多い方や、最近住所が変わったばかりですとマイナス評価になりやすいです。同じ住所で最低1年以上暮らしているのが理想といわれています。

居住区分は持ち家、社宅、賃貸などがありますが、最も評価が高いのが持ち家です。持ち家が審査で有利になる理由は「連絡がつきやすいこと」「住宅ローンを組んでいること」の2点が挙げられます。

カードローン会社が最も避けたいとしていることが、利用者と連絡がつかなくなり返済されなくなることです。夜逃げなどによって音信不通となり貸し倒れになるケースは決して珍しい話ではありません。しかし持ち家なら、苦労して手に入れた家をわざわざ捨てて逃げるとは考えにくいです。

また持ち家があると、自宅に固定電話を設置している確率が高いです。現在は携帯電話が主流となっていますが、連絡のつきやすさという点では固定電話のほうが評価は高くなります。引っ越す可能性も低いですから番号が変わる可能性も低いですから、カードローン会社にとっては嬉しい限りなのです。

持ち家を持っている人の多くは住宅ローンを組んでいるでしょう。住宅ローンはカードローンとは比較にならないほど審査が厳しいとされています。住宅ローンを組んでいる人は、その狭き門をくぐり抜けてきた人達ですから、それだけで返済能力が高いと評価され審査で有利となります。

家族形態も大事な要素となります。家族と同居している配偶者がいるほうが連絡がつきやすいので、カードローン会社にとっては好都合です。一人暮らしですと、連絡がつかなくなる可能性もある上に、生活費などの負担が多くなり収入に対して返済に充てる金額が小さいため、審査に通りにくくなります。

ただし、複数人で暮らしているといっても子どもは別ですので注意してください。子どもの場合、養育費等がかかってくるため利用者の負担は大きくなります。返済不能になるリスクが高くなりますので、評価は必ずしも高くなるわけではありません。

勤務先情報

勤務先情報は申し込み者の収入の安定性を確認するために、「業種・職種」「雇用形態」「勤務先の住所・電話番号」「勤続年数」がチェックされます。

公務員>正社員>派遣社員>パート・アルバイトの順で審査に通りやすいとされています。公務員や正社員のほうが派遣社員やパート・アルバイトに比べて返済能力が高いと評価されているからです。

また同じ職場でどれぐらいの期間働いているのかも重要となります。仮にパート・アルバイトでも勤続年数が長ければ評価は高くなります。入社したばかりの人や転職を頻繁にされているような人は、勤続年数が最低でも1年以上経過してから申し込むのが無難でしょう。

他社借り入れ状況

カードローンだけでなくクレジットなど無担保ローンを利用している場合もこの項目の対象となります。何社から、いくらぐらいの額を借りているのかチェックされます。

借金が残っている状態で新たにお金を借りようとしている人は、「何社以上借りていると審査落ちするのか」が気になるところでしょう。

借り入れ件数0が理想ですが、1社でも借り入れがあると審査落ちするというわけでもありません。カードローン審査に影響する借り入れ件数は一般的に3社目からといわれています。借り入れ件数が2社までであれば、事故情報がない限りは他社借り入れが原因で落とされる可能性は低いです。

カードローン会社によっては、お試し診断を設けていますので、他社借り入れがあって審査に通るか不安という人は試してみるのも良いでしょう。

他社借り入れ件数が3社となるとカードローン会社によっては審査落ちになる可能性が高くなります。消費者金融であれば審査に通すところもありますが、銀行カードローンではかなり厳しくなるでしょう。もし借り入れ件数が3社あるという人は、銀行カードローンは諦めて消費者金融に申し込むのが良いでしょう。

借り入れ件数が4社以上ある人は、新たに借り入れするのは止めたほうが良いです。銀行カードローンではまず借りられませんし、消費者金融でも可能性は低いでしょう。

収入や属性に全く問題ないはずなのに審査に落ちてしまう人は多いです。そのような人は他社借り入れ状況が原因で審査落ちしているかもしれません。

なぜ他社借り入れ状況が重要なのか、それは利用者がどれだけお金に困っているかを見るだけでなく、他社への返済状況を見るために使用されているからです。きちんと期日を守って返済できていれば良いですが、毎回のように期日過ぎてから返済しているようですと、その人は信用できないと評価されてしまいます。

誰だって信用できない人にお金を貸そうとは思わないはずです。他社借り入れ状況は、単に何社からいくら借りているのかを見るだけでなく、返済状況も見ているということは頭に入れておきましょう。

仮審査は不利な条件があるから審査落ちというわけではない

仮審査ではすべての項目で高評価を得る必要はありません。というのも仮審査は総合的に判斷されるからです。

たとえば、持ち家に住んでいると高評価につながりやすいと説明しましたが居住年数が1年足らずであれば居住年数の項目はマイナスとなります。一方で賃貸や審査で有利な条件とはいえませんが、同じ場所に10年以上暮らしていれば居住年数は高評価となります。

このように不利な項目があったとしても、他の項目で補うことができれば仮審査を通過できる可能性は十分にあるのです。

カードローンの本審査とは

本審査では申し込み者が申告した情報が正しいかどうか、提出書類と照らし合わせながらチェックしていきます。

仮審査ではコンピューターが合否の判断をしていましたが、本審査では人間によってチェックされます。審査担当者が書類と照らし合わせながら「お金を貸しても問題ないか」を確認します。

本審査に必要な書類

本審査でチェックされる書類は大きく分けて下記の2点です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書

カードローンは無担保・無保証であるため、たったこれだけの書類で審査を受けることができます。

では、それぞれの必要書類について詳しく見ていきましょう。

ご存じの方も多いかと思いますが、カードローンは基本的に本人確認書類のみで申し込み可能となっています。カードローン会社のホームページにも「〇〇万円以下の申し込みなら収入証明書不要」といった謳い文句を目にしたことがあるでしょう。つまり、一定の利用限度額以下の借り入れ希望であれば本人確認書類だけでカードローン審査に申し込めます。

本人確認書類として有効な書類は下記の5点が代表的です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード
  • 在留資格証明書(外国籍の方)

有効期限が切れているものは無効となりますので、提出する前に必ず確認しておきましょう。

またカードローン審査において本人確認書類として認められているのは「氏名」「住所」「生年月日」「顔写真」が記載されているものに限られます

健康保険証は無効なの?

2016年10月1日以降、犯罪収益移転防止法の改正により顔写真が記載されていない書類は、それ単体では本人確認書類として認められなくなっています。

健康保険証は以前まで本人確認書類としてそれ単体で有効でしたが、顔写真が付いていませんので、提出する際は別途で現住所がわかる書類を一緒に提出しなければいけません。

  • 住民票の写し
  • 公共料金(電気・ガス・水道・NHK・固定電話)の領収書
  • 納税証明書

上記いずれか発行から6ヶ月以内のものを提出します。

運転免許証は本人確認書類として最も信用が高いです。もし持っているのであれば、迷わず運転免許証を提出するのが良いでしょう。

運転免許証ではなく運転経歴証明書も本人確認書類として有効です。ただし、運転経歴証明書の交付を受けている人のほとんどが高齢者ですから、そもそも年齢制限の問題でカードローンに申し込みできない可能性もありますので、その点は注意してください。

住民基本台帳カードには顔写真付きのものとそうでないものがあります。本人確認書類は顔写真付きのものが有効となりますので、もし顔写真が付いていない場合は別の本人確認書類を提出してください。

マイナンバーカードはどのカードローン会社でも有効というわけではありませんので気を付けてください。マイナンバーカードを本人確認書類として認めているカードローンは下記の会社です。

形態 商品名
消費者金融 プロミス
アコム
アイフル
SMBCモビット
銀行カードローン レイク
三菱UFJ銀行
新生銀行カードローンレイク
じぶん銀行カードローン
ジャパンネット銀行
オリックス銀行

ちなみにマイナンバー通知書は無効となりますので、間違えないでください。

また、マイナンバー(個人番号)に関してですが、マイナンバーが記載されている本人確認書類や収入証明書などを提出する場合には、個人番号(マイナンバー)が記載されている箇所を見えないように加工して提出するようにしてください。利用者としてもその方が安心出来ますよね。

外国籍の方は「本人確認書類+在留資格証明書」を提出する必要があります。在留資格証明書として有効なのは下記の2点です。

  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

外国籍の方は提出書類が多くなりますが、忘れずに提出してください。

収入証明書とはじぶんの収入を公的に証明する書類のことです。貸したお金をきちんと返せるだけの収入があるかを見極めるために使用されます。ただし、先にも説明したとおり、一定の額を超えない場合は収入証明書不要となる可能性が高いため、必ず提出しなければいけない書類ではありません。

収入証明書として有効なのは下記の5点です

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 課税証明書
  • 確定申告書
  • 年金証書、年金通知書(年金受給者)

提出するのは原本ではなくコピーで構いません最も信用力のある書類は源泉徴収票です。持っているのであれば、迷わず提出すると良いでしょう。源泉徴収票は12月支給の給与明細書と一緒に受取できることが多いですが、もし発行されなくても翌年までに会社から配布されます。もしなくしてしまったとしても会社の総務もしくは人事担当に依頼すれば再発行が可能です。転職した場合は、前職の勤務先の総務等に連絡して発行できます。

給与明細書は毎月発行されるものですから、人によっては源泉徴収票よりも提出が容易かもしれません。ただし、給与明細書の場合は直近3ヶ月以内かつ連続2ヶ月分が必要となりますので注意してください。

課税証明書は市や区役所で発行されます。いくら住民税が課税されたかを証明できる書類で、住民登録している市町村から年に1回発行されます。もし紛失してしまっても、納税関係の窓口で申請手続きすれば再発行も可能です。役所の営業時間内であれば即日で発行可能ですので、急いでいる場合にもおすすめです。

確定申告書は経営者や個人事業主がカードローン審査に申し込む場合に必要となる収入証明書です。一般的に会社員の方は、一定の金額を超えない限り収入証明書は基本不要となりますが、個人事業主の場合は金額に関係なく収入証明書の提出が必要になる可能性が高いです。

ですから、あらかじめ収入証明書を用意しておくと良いでしょう。「確定申告書(白)+収支内訳書」もしくは「確定申告書(青)+青色申告決算書」を提出してください。書類には税務署印または税理士印がないと無効ですから、必ず確認してから提出してください。

個人信用情報をチェック

本審査では申し込み者が「本当にお金を貸しても問題ないか、信用できる人間なのか」を重点的に見ます。

その判断材料となるのが個人信用情報です。個人信用情報には個人情報に加えてこれまでの借り入れ状況が事細かに記録されています。仮審査にて他社借り入れ状況をチェックすると説明しましたが、個人信用情報は他社との契約内容や借入額だけでなく、どのくらいのペースで返済しているのか、遅れることなく返済できているかなどその後の記録も追って審査されます。

個人信用情報に「事故情報」が記録されていると、ほぼ間違いなく審査は通らないと思ったほうが良いです。そして一度ついてしまった自己記録は一定期間が経過するまで消えません。つまり事故記録が残っている内はカードローンを利用するのは無理ということになります。また事故記録は登録されている信用情報機関によって異なりますので、この点も覚えておくと良いでしょう。

事故記録の原因と記録期間は下記のとおりです。

CIC JICC KSC
延滞 5年 1年 5年
強制解約 5年
代位弁済 5年 5年
任意整理 5年 5年
個人再生 5年 10年
自己破産  5年 5年 10年

事故記録はお金を返済し終わった日からカウントされます。返済残高が残っている期間はカウントされませんので注意してください。

それぞれの事故原因についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

  • 延滞
    まず延滞ですが、どれぐらいの期間返済しないでいると個人信用情報に記録されるのか実は明確な答えはありません。一般的には3ヶ月以上延滞すると延滞の記録が残るといわれていますが、数日・数週間の延滞でも事故情報が記録されてしまうこともあります。基準はカードローン会社によって異なりますが、たとえば数日程度の遅れなら記録されないとしても、それを繰り返していると個人信用情報に事故情報が記録される可能性もありますので気を付けましょう。カードローンやクレジットカードだけでなく住宅ローン、携帯電話、奨学金、家賃などの支払いでも期限を過ぎてしまうと延滞扱いとなります。公共料金を現金払いしている場合は遅れても事故記録は付きませんが、それをクレジットカードで払っていて返済遅れになると記録されてしまいます。
  • 強制解約
    会社側から契約を解約されることを強制解約といいます。返済の延滞が長期的に続くと強制的に解約されることがあります。クレジットカードや携帯料金の強制解約も事故記録も含まれます
  • 代位弁済
    一定期間返済しなかった場合に、保証会社が顧客に代わってカードローン会社に返済した状態のことを代位弁済といいます。代位弁済されたからといって借金そのものが消えるわけではなく、カードローン会社から保証会社に返済先が変わるだけですので勘違いされないように。
  • 債務整理
    債務整理とは「任意整理」「個人再生」「自己破産」の総称です。債務整理という手続きがあるわけではありません。この3つの方法の内、自己破産が最も記録される期間が長いですから特に注意が必要です。

個人信用情報は自分で確認することが可能です。信用情報機関に開示請求手続きを行うことで、自分の個人信用情報に自己記録の有無を知ることができます。不安な方は、審査申し込みする前に一度開示請求しておくことをおすすめします。

在籍確認

仮審査と本審査を通過すると、在籍確認が行われます。在籍確認は審査の最終段階で行われますので、ここまでたどり着けば融資はほぼ確定したも同然といえるでしょう。

とは言え、油断は禁物です。在籍確認が原因で審査落ちしてしまう人もいますので、ここで具体的にどのようなことに気をつければよいのか解説していきます。

在籍確認とは

在籍確認とは、「申し込み者が本当に申告した会社で働いて収入を得ているか」を確かめることです。中には無職や前の職場を偽って申告される人もいるため、正確に審査するためにも在籍確認が行われます。

在籍確認は基本的に勤務している職場に電話をかける形となります。職場に電話をかけてくると聞いて途端に不安になる方もいますが、在籍確認されたことで職場にカードローンの利用がバレることはめったにありません。カードローン会社は在籍確認だとわからないように確認を取ってくれます。

在籍確認は個人名を名乗る

カードローンの利用が初めてという人は、どのように電話をかけてくるのか?が心配かと思います。電話で何と名乗るかは消費者金融と銀行カードローンで異なります。

消費者金融は、必ず「担当者の個人名」を名乗ります

消費者金融
「もしもし〇〇ですが、△△さんはいらっしゃいますか?」

といったように電話してきます。

消費者金融は個人への貸付のみを行っているところがほとんどですから、会社名を名乗られてしまえば用件をいわなくても感づかれてしまいます。そのため、電話では必ず個人名を名乗ります。

一方、銀行カードローンは個人名を名乗ることもありますが基本的には銀行名を名乗ります。希望すれば個人名で電話してくれるところもあります。銀行では様々な商品を取扱しているため、銀行からの電話というだけでカードローンの利用だと感づかれる可能性は低いです。そのため、堂々と銀行名を名乗るところが多いです。

電話は非通知もしくは携帯でかける

職場の固定電話は恐らく着信履歴が残るタイプのものがほとんどでしょう。万が一、着信履歴から折り返しの電話をされてしまえばバレてしまうのではないかと不安になるでしょう。

このあたりの対応もカードローン会社は抜かりがありません。在籍確認の電話は基本的に非通知(発信専用ダイヤル)か携帯電話でかけてきます。掛け直しやネット検索されることはありません。

在籍確認の電話で何を聞かれるのか?

在籍確認では何を聞かれるのか気になる人も多いでしょう。

電話口で年収や勤続年数を話していたら同僚から怪しまれてしまいます。在籍確認の目的は、申し込み者が申告した会社に在籍しているかどうか確認することにありますので、必要以上のことを尋ねられることはありません。カードローン会社によって対応は異なるかもしれませんが、尋ねられるとしてもせいぜい生年月日ぐらいでしょう。

じぶんが外出などで席を外していて電話にでれなかった時は他の人が電話応対することになりますが、そのような時はどのようなやり取りがされるのでしょうか?

在籍確認は申し込み者本人が必ず電話応対しなければいけないというわけではありません。在籍していることの確認が取れればそれでOKですから、電話にでれなくても確認できれば完了となります。

審査担当者
「△△さんは、いらっしゃいますでしょうか?」
従業員
「△△は只今、席を外しています」
審査担当者
「そうですか、では、また後ほど電話させていただきます」

基本的に上記のような感じで在籍確認は終わります。用件を聞かれてもカードローンの在籍確認だということは絶対に話しませんので安心してください。

在籍確認で審査落ちしてしまうことも

在籍確認をクリアできれば融資は確定間違い無しといって良いでしょう。逆に在籍確認できなければ審査に落ちてしまいます。

では、具体的にどのような場合に在籍確認できず審査落ちしてしまうのか、その具体例と対策を紹介します。

在籍確認が原因の審査落ちで特に多いのが、在籍確認できないことにあります。

大企業でいくつも部署が分かれているような場合、スムーズに連絡がつかず最悪の場合そのままつながらず在籍確認できないなんてこともあります。このようなトラブルを回避するには、自分に一番近いところの電話番号を申告しておきましょう。

他には勤務先の営業時間外に電話されてしまい在籍確認できないというケースもあります。居酒屋などメインの営業時間が夜の場合、昼間に電話されても誰も応対できません。この場合は、あらかじめ遅めの時間帯に電話してもらうようにお願いしましょう。電話を取り次いてもらえず審査落ちしてしまうケースもあります。

近年、個人情報保護の観点から個人名を名乗る電話には応対してくれない会社も少なくありません。もし自分が勤めている会社が情報漏えいを徹底しているのであれば、事情を説明して他の方法で在籍確認できないか相談してみると良いでしょう。

派遣会社で働いている人の場合も上手く在籍確認ができず審査落ちしてしまうケースがあります。派遣会社に勤めている人は、在籍確認の連絡先を派遣元と派遣先どちらで申告すればよいのか迷ってしまうところでしょう。この場合は、申し込みする前にカードローン会社に電話で申告先は派遣元が良いのか派遣先が良いのか相談してみると良いでしょう。

基本的には派遣元で申告するのが良いですが、その場合でも派遣元の人が登録されている人を把握しきれていない可能性もありますので、自分宛てに電話があることを派遣元に伝えておくと良いでしょう。

職場への在籍確認をなしにできるって本当?

在籍確認はどのカードローン会社でも必須とされています。ですから在籍確認自体を無しにすることはできません。

しかし、在籍確認の方法を電話以外でしてもらうことは可能です。人によっては職場に電話してほしくないという人もいるでしょうし、先にも説明したとおり個人名を名乗る消費者金融では電話を取り次いてもらえない会社に勤務されている人もいるでしょう。そのような場合は、電話以外の方法で在籍確認をしてもらいたいですね。

必ずではありませんが、大手消費者金融なら相談次第では「書類」で在籍確認に応じてくれることもあります

商品名 書類で在籍確認
SMBCモビット ◎ 電話連絡なしを公表している
アコム ○ 書類での在籍確認に積極的
アイフル ○ 書類での在籍確認に積極的
プロミス △ かなり消極的

SMBCモビットは職場への電話連絡なしを公表している唯一のカードローンです。電話なしを希望していることを伝えれば書類で在籍確認に応じてくれる可能性が高いです。

実際に各社に問い合わせたところ、在籍確認に必要な書類は下記のとおりとなりました。

商品名 在籍確認に必要な書類
SMBCモビット
  • 源泉徴収票
  • 給与明細書
  • 社会保険証
  • 社員証

上記いずれか一点を提出

アコム
  • 本人確認書類
  • 社会保険証
  • 収入証明書(50万円以上の場合)

上記すべての書類を提出。

提出方法は「むじんくん(無人契約機)」にて行う。

アイフル
  • 社会保険証
  • 給与明細書
  • 雇用契約書

上記いずれか一点を提出

もし上記いずれの書類も提出できない場合は、会社の名刺や社員証でOKになる場合も

プロミス 要相談

プロミスに関しては、電話以外での在籍確認は基本対応していないため、必要書類に関しては不明となります。

SMBCモビットは書類で在籍確認することにかなり積極的な姿勢を見せてくれていますので、どうしても会社に電話してほしくない人はSMBCモビットに申し込むのが良いでしょう。

SMBCモビット以外のカードローンでも職場への電話なしにできないことはないですが、確実に電話がかかってこないというわけではありません。

職場への電話が避けられないのであれば、言い訳を用意しておくと良いでしょう。1番使い勝手がよく怪しまれないのは「クレジットカード会社から電話」です。クレジットカードの審査でも在籍確認は行われますし、社会人なら一枚は持っていて当たり前といわれるぐらいのものですから、特に怪しまれることもないでしょう。

カードローン審査で1番重要!安定収入がないと審査は通らない!

カードローン審査では申し込み書に記載された様々な項目をチェックし、総合的に判断しますが、結局のところ1番重要となるのが「安定収入」です。収入がなければ、借りたお金を返すことはできませんから当然といえば当然です。収入でポイントとなるのは「安定性がある」ことです。

下記はカードローン各社の申し込み条件となります。

カードローン会社 申し込み条件
アコム
  • 20歳以上69歳
  • 安定した収入と返済能力を有する
アイフル
  • 20歳以上70歳未満
  • 定期的な収入がある
SMBCモビット
  • 20歳以上74歳以下
  • 安定した定期収入がある(※)
プロミス
  • 18歳以上74歳以下
  • 本人に安定した収入がある(※)
新生銀行カードローンレイク
  • 20歳以上70歳以下
  • 原則安定した収入がある
三菱UFJ銀行バンクイック
  • 20歳以上65歳未満
  • 原則安定した収入がある
三井住友銀行カードローン
  • 20歳以上69歳未満
  • 安定した収入がある

(※)プロミス
「お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。」
「高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。」
「収入が年金のみの方はお申込いただけません。」

(※)SMBCモビット
「収入が年金のみの方はお申込いただけません。」

いずれも収入に安定性を求めていることがわかりますね。とは言え、安定収入とは具体的にどのようなものをいうのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

安定収入とは?

安定収入と聞いて、年収が低い人は審査に通らないと考えてしまう人は多いです。

カードローン審査において安定収入とは金額そのものではなく「毎月きちんと収入をもらっており、今後もその収入を維持できるか」ということです。

月に1回の給料日があり、それが継続していれば収入は安定していると見なされます。たとえ、パート・アルバイトであっても毎月給料がありそれが継続していればOKということです。

なぜカードローン審査では収入の高さよりも安定性が求められるのでしょうか?その理由はカードローンの返済方式にあります。カードローンで借りたお金は、毎月少額ずつ支払いしていくのが基本となります。

たとえば30万円借入れて1年かけて返済していくのであれば月々の返済額はおおよそ25000円となります。30万円を一括で返済するのは難しいですが、月払いであればそう難しいものではありません。

カードローン審査では一括で返済してもらうだけの収入があるかどうかよりも、毎月無理なく返済できるだけの安定収入があるかどうかのほうが重要なのです。ある程度時間をかけて返済してもらうほうがカードローン会社としても儲かるからという理由もあります。

一月に大きな金額を稼いでいなくても、毎月ほぼ一定額の収入があり今後もその状態が維持できる人であれば、収入に安定性があると見なされ審査通過の可能性が高いです。

職業・雇用形態別!おすすめのカードローン

カードローンの審査に関してはなんとなく理解できたかと思います。

そこで気になるのが「自分にはどのカードローンが最適なのか」ではないでしょうか?各々職業や雇用形態は違いますから、それぞれに適したカードローンをピックアップしてご紹介したいと思います。

断トツの信用力!公務員ならカードローン選択の幅が広い!

仕事も収入も安定している職業と聞いて真っ先に公務員を上げる方が多いのではないでしょうか?あらゆる職業の中で断トツの信用力を誇る公務員は、カードローン審査でかなり有利といえます。

選択の幅がかなり広いですから、低金利かつ高限度額など好条件のカードローンを選ぶのが良いでしょう。

たとえば、住信SBIネット銀行が提供する「MR.カードローン」は金利1.59%~7.99%、限度額は最高1200万円と金利でも限度額でもトップクラスです。

ここまで条件が良いと審査基準は厳しくなりますが、公務員の方なら心配無用でしょう。ただし、公務員でも延滞などで信用情報に傷がついていると流石に審査通過は厳しくなりますので、その点は注意してください。

パート・アルバイトは消費者金融がおすすめ!

パート・アルバイトでも収入に安定性があれば審査通過の可能性は十分にあります。中には銀行カードローンの審査を通過したという人もいるほどです。

ただし、銀行カードローンは基本的にどこも審査基準が厳し目ですので確実性を考えるなら消費者金融に絞って申し込み先を決めるとよいかと思います。消費者金融は銀行カードローンに比べて審査基準がゆるく、パート・アルバイトでも審査通過できる可能性が高いです。

特におすすめなのは大手消費者金融である、アコム、アイフル、プロミス、SMBCモビットです。

大手消費者金融は、SMBCモビット以外審査通過率を公表していますので、それを目安にどこに申し込むのか決めると良いでしょう。

参考までにアコム、アイフル、SMBCモビットの審査通過率をご紹介します。

アコム 審査通過率48.11%
新規申し込み数 新規顧客数 成約率(%)
4月 39,804 18,798 47.2
5月 46,122 22,234 48.2
6月 39,181 19,081 48.7
7月 36,747 17,645 48
8月 38,603 18,978 49.2
9月 44,573 21,659 48.6
10月 43,959 21,664 49.3
11月 42,551 21,369 50.2
12月 33,758 15,846 46.9
1月 39,500 17,689 44.8

アコムマンスリーレポート2017年3月期より引用

アイフル 審査通過率45.69%
新規申し込み数 新規顧客数 成約率(%)
4月 34,125 15,673 45.9
5月 37,109 17,458 47.0
6月 29,102 13,833 47.5
7月 29,632 13,266 44.8
8月 33,073 15,557 47.0
9月 39,119 18,381 47.0
10月 36,658 16,968 46.3
11月 35,319 16,435 46.5
12月 28,619 12,460 43.5
1月 31,616 13,100 41.4

アイフル月次推移/AIFUL?Monthly?Data2017年3月期より引用

プロミス 審査通過率42.98%
新規申し込み数 新規顧客数 成約率(%)
4月 39,548 16,783 42.4
5月 46,033 20,242 44.0
6月 37,754 16,723 44.3
7月 37,135 15,553 41.9
8月 41,269 18,242 44.2
9月 39,900 17,505 43.9
10月 36,727 16,030 43.6
11月 38,238 16,633 43.5
12月 30,807 12,635 41.0
1月 36,567 15,002 41.0

SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2017年3月期より引用

各社の審査通過率は2016年4月~2017年1月までの平均値としています。いずれも審査通過率は40%超えとかなり高い数値を叩き出しています。

安定収入があり信用情報に傷がついていないパート・アルバイトの方であれば、上記のカードローンの審査を通過するのは難しいことではないでしょう。

専業主婦でも借りられる!?銀行カードローンなら配偶者の同意なしでOK

総量規制が導入されたことで収入のない専業主婦の借り入れ先は激減しました。まず消費者金融では借りられるところは殆どありません。仮に借り入れOKだとしても配偶者貸付制度を利用しなければならず、配偶者の同意が必須となってしまいます。

しかし銀行カードローンなら総量規制対象外ですから、配偶者の同意なしで借り入れ可能です。必要な書類は本人確認書類だけでお金を借りることができます。

ただし専業主婦は、借り入れ限度額は多くても30万円程度となりますので注意してください。高額な借り入れを期待して申し込みしてしまうと当初の計画が狂ってしまう恐れもありますので、利用限度額についてはよく理解しておきましょう。

個人事業主

個人事業主でも消費者金融であればお金を借りられる可能性はあります。お金を借りる方法は、カードローンとビジネスローンの2つあります。どちらで借りればよいのか迷うところかもしれませんが、どのような目的でお金を借りるかで選ぶと良いでしょう。

事業資金としてお金を借りたいのであればビジネスローンを、生活費などの足しにしたいというのであればカードローンがおすすめです。

ビジネスローンは総量規制の対象外ですから、ある程度まとまった事業資金を借りることもできます。特に事業資金を使うことはなく生活費の足しにするためであれば無理にビジネスローンを利用する必要はないでしょう。

カードローン審査で絶対にしてはいけないこと

カードローン審査を受ける上で絶対にしてはいけないことがあります。

具体的には「虚偽申告」と「複数同時申し込み」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

虚偽申告

審査に通るか不安だからと少しでも有利になるよう虚偽の申告をしてしまう人が少なからずいます。しかし高確率で嘘はバレます。そして嘘の度合いが悪質であれば即刻審査落ちとなります。

嘘を付く項目として特に多いのが「年収」「他社借り入れ状況」「勤続年数」「居住年数」です。

特に多い嘘は年収です。確かに収入が多いほうが審査は有利となります。そのため、実際に貰っている額よりも多く申告してしまうという人は多いです。

カードローンの申し込みでは、収入は自己申告となるため嘘をついてもバレないだろうと考えている人も少なからずいるでしょう。申し込み金額が一定のラインを超えなければ収入証明書の提出は不要ですから、年収はごまかしが効きそうに思えますが、審査する側は勤続年数や雇用形態などから「この人の年収はこのくらい」と目安を立てています。ですから収入証明書がなくても、嘘をついていることがわかってしまいます。

他社からの借り入れが多いほど審査は不利ですから、この項目でウソを付く人も多いです。しかし他社借り入れ状況は上記の年収以上に嘘がバレる確率が高い項目でもあります。他社借り入れ状況は、申し込み者の個人信用情報を見ればすぐにわかってしまいます。正規のカードローン会社であれば必ずどこかしらの信用情報機関に加盟しており、その情報は信用情報機関内で共有されています。

何社からいくら借りているのかは全て信用情報機関に登録されていますので、ローンやクレジットカードの利用状況は筒抜けだと思っておいたほうが良いでしょう。

1つの職場に長く勤めていると審査での評価は高くなり有利です。入社したばかりの人や、転職したばかりの人は前の職場を申告するなど、つい勤続年数を偽りがちです。

カードローン審査では必ず在籍確認を行います。勤め先に電話して確認を取るため、前の職場を申告してもすぐバレます。

また収入証明書を提出した場合でも勤続年数を偽っていることはバレます。源泉徴収票には収入に関する情報以外にも、転職や退職した日付が記載されているからです。

最後に居住年数です。同じ場所に長く住んでいる方が審査は有利となります。カードローン審査では本人確認書類を必ず提出しますが、本人確認書類には住所変更した日付が記載されていますので、そこを見れば居住年数がどれぐらいなのかはわかってしまうのです。

嘘がバレた場合、審査通過はまずないです。稀に嘘の申告で審査通過してしまうこともあるようですが、後で判明した場合は一括返済を求められます。

要注意!誤記入でも審査落ちの可能性大

ウソを付くつもりなんてまったくなくても、申し込み内容に間違いがあった場合、カードローン会社は嘘の申告と判断します。

申し込みで特に多い誤記入は数字の入力です。住所の番地や自宅や勤務先の電話番号など数字関連の記入ミスが原因で審査落ちしてしまう人が多いです。すべての項目を書き終わっても必ず一度確認するようにしましょう。

複数同時申し込み

短期間に複数のカードローンに申し込みすると、審査担当者から怪しいと思われて審査に通りづらくなります。

何ヶ月以内に何社申し込みすると、審査に落ちるほど影響を与えるのか、その基準はカードローン会社によって異なりますので一概に答えはいえません。しかし一般的には1ヶ月以内に2社までならOK、3社目以上はNGといわれています。

なぜ複数申し込みが審査落ちしやすいのでしょうか?

たとえば1ヶ月以内に2社のカードローンに申し込みしていずれも審査落ちしている人が、3社目に申し込んだとします。この時、審査担当者は「既に2社で審査落ちしているから信用が低いのかもしれない」と返済能力や信用力に問題があるから借りられないのではと警戒されてしまうのです。

では同時に複数のカードローンに申し込んだ場合はどうでしょうか?

この場合は「かなりお金に困っている可能性がある」と思われます。お金を借りたいけど審査に自信がないから、数撃ちゃ当たる的な考えで申し込んだきた可能性が高いです。

当然、そのような人は返済できる見込みが低いですから、審査通過はほぼ無理でしょう。

カードローン審査では、金融機関が必ず個人信用情報機関を照会して申し込み者の信用情報を確認します。信用情報には申し込みしたことの記録もされますので、バレる仕組みとなっているのです。審査が不安だからこそ複数社の申し込みをしてしまうのかもしれませんが、逆に審査で不利となってしまいますので短期間での複数申し込みは止めましょう。

じぶんの属性では審査に通るか不安というのであれば、審査通過率の高いカードローンに申し込むと良いでしょう。大手消費者金融のアコムやアイフルなら審査通過率は40%以上とかなり高いです。アルバイトやパートでも安定収入があれば審査通過の可能性は十分にあるでしょう。

最短最速で審査を突破するには

カードローンは他のローンに比べて審査が終わるのが速いです。それでも申し込む人やその時の状況によっては審査に時間がかかってしまうこともあります。

ここでは最短最速で審査を突破する方法についてご紹介したいと思います。

審査が早いカードローンに申し込む

カードローンを利用する理由は人それぞれですが、その多くは急にお金が必要になったから、今日中にお金を借りたいからという理由で借り入れを希望する人です。早くお金を借りるためには、できる限り早く審査を終わらせなければいけません。

カードローン会社毎に審査にかかる時間は異なりますが、一般的には銀行は審査に時間がかかり消費者金融は審査が早いといわれています。

最近では即日で審査可能な銀行カードローンも増えてきていますが、銀行カードローンで即日融資を受けるためには条件がやや厳しいところもありますので、早く審査を終わらせてお金を借りたいのであれば大手消費者金融に絞って申し込むのが良いでしょう。

大手消費者金融なら審査は最短30分程度で完了も可能です。審査スピードに定評があり、即日でお金を借りるのも難しい話ではありません。審査スピードを上げたいのであれば、審査が早いカードローンに申し込むようにしましょう。

そんな即日融資に対応する消費者金融の中でも、特におすすめしたいのがプロミスです。

キャッシング業界の中で唯一、最短20分融資を公表している会社ですので、出来るだけ早く借りたい!という方は確認してみると良いでしょう。

必要最低金額で申し込む

カードローンの審査は、希望する借り入れ金額によっては収入証明書が必要になります。一般的に消費者金融なら50万円以上、銀行カードローンなら100万円以上を希望すると収入証明書の提出が必要になります。

収入証明書が必要になるほど大きな金額で申し込みしてしまうと、カードローン会社はより慎重に審査を行うため時間がかかってしまいます。

貸し付ける金額が大きくなればなるほどカードローン会社のリスクも大きくなりますので、申し込み者のことをしっかりと調べるのは当然のこと。少しでも審査を早く終わらせたいのであれば、申し込み金額は必要最低限に留めましょう。

申し込みは1社ずつ丁寧に

「審査に通るか不安だから沢山申し込んでみよう」と一度に複数社へ申し込みしてしまう人は少なくないです。

カードローン審査では申し込み者の個人信用情報をチェックしますが、そこで複数申し込みしていることが判明すると審査担当者は警戒し慎重に審査しますので時間がかかる可能性が高いです。

複数申し込みが原因で審査落ちしてしまうこともありますので、申し込みは1社ずつ丁寧に行いましょう。

時間に余裕を持って申し込む

ほとんどのカードローンでインターネットから24時間いつでも申し込みが可能です。しかし申し込みを24時間受け付けているだけで、審査も24時間行っているわけではありません。

営業時間を過ぎてからの申し込みなら、審査結果が出るのは翌日以降となってしまいます。また営業時間内でも閉店時間ギリギリの申し込みであれば、同じく審査結果が出るのは翌日以降となるでしょう。

申し込みする曜日や時間帯によっては混雑することもありますので、時間に余裕を持って申し込むようにしましょう。

増額するにも審査は必須!増額審査は基準が厳しい!

今利用しているカードローンの限度額では物足りない、もっと沢山お金を借りたいという人は利用限度額の増額を検討してみると良いでしょう。

増額はカードローン会社から案内が来る

利用限度額の増額というのは、基本的に自分からするものではありません。

毎月きちんと返済している方に対し、カードローン会社から「今よりもお金を借りられますが、増額してみてはどうですか」といった感じで電話なりメールなり増額の案内が来ます。

カードローン会社から増額案内が来るということは、これまでの利用実績が評価されている証です。カードローン会社にとってきちんとお金を返してくれる人は優良顧客です。返済できるかどうかわからないような新規の顧客を獲得するよりも、これまできちんと返済してくれた人にお金を貸す方が安心だからです。

ですから、増額はカードローン会社から案内があって初めて考えるべきなのです。

増額審査で重要視される項目とは?

カードローン会社から案内が来なくても増額してもらうことは可能です。

ただし、その場合は増額審査をクリアしなければいけません。増額審査では具体的にどの項目が重要視されるのかご紹介します。

返済遅延を一度もしていない

増額審査をクリアする上で絶対に欠かせないのが「一度たりとも返済遅延がないこと」です。

これは増額審査を通過するための最低条件といえます。

個人信用情報機関に延滞記録がされるのは61日以上の延滞からとされています。そのため、新規申し込みでは60日以内の延滞ならカードローン会社は延滞の事実を把握できません。しかし増額の場合、60日以内の延滞でも個人信用情報機関に登録されなくても利用中のカードローン会社は延滞を把握できてしまいます。わずか1日でも返済遅れがある場合は増額は見送ったほうが良いかもしれません。

余力のある返済ができている

カードローンの返済は、カードローン会社が定めた最低返済額を支払っていく方式となっています。たとえば、最低返済額が2万円できちんと返済していれば返済遅れにはなりません。

しかし毎月最低返済額しか返済していないと、「この人は返済に余力がないのかな?増額したら返済できないかもしれない」と思われてしまうことがあります。

一方で最低返済額が2万円にも関わらず、ほぼ毎月4万円以上返済に当てている人なら「この人は返済の余力があるから増額してもきちんと返済してくれそう」と思われ増額の可能性が高くなります。

総量規制の範囲内か

消費者金融のカードローンで増額する場合は総量規制に注意が必要です。消費者金融からの借り入れ上限は年収3分の1までですから増額後の限度額が総量規制をオーバーしてしまうようであれば増額したくでもできません。

たとえば、年収300万円の人が利用中の消費者金融A社で100万円借入れている場合、A社からの利用限度額をこれ以上増やすことはできません。

また他社に申し込みしても総量規制をオーバーしてしまいますので、新たにお金を借りることもできません。増額審査に申し込む前に、総量規制をオーバーしないか必ず確認しましょう。

カードローン審査 Q&A

ここではカードローン審査に関する様々な疑問にお答えしていきたいと思います。

Q1.審査なしで借りられるカードローンがある?

A:法律を遵守して営業している正規の会社であれば審査は必ず行われます。

「審査なし」を謳っているカードローンを見かけたことがあるという人もいるかと思いますが、審査なしで借りられるところがあるとすればそれは間違いなくヤミ金融と呼ばれる違法業者です。

このような業者からお金を借りてしまうと、

  • 法外な金利
  • 違法・暴力的な取り立て

といった被害に遭ってしまいます。ヤミ金融からお金を借りてしまうと毎日のように返済に追われ、生活が苦しくなってしまいます。

審査が不安だから審査なしのカードローンを探してしまいがちですが、どうすれば審査に通るのかを考えるようにしましょう。どうしても審査が不安という方は、審査通過率の高いカードローンに申し込むと良いでしょう。

大手消費者金融ならおおよそ2人1人の確率で審査通過に成功するほど審査通過率は高いですから、これらのカードローンを検討してみてはどうでしょうか。

Q2.税金や公共料金を滞納すると審査に通らない?

A:仮に滞納していてもカードローン審査に何ら影響はしません。

税金や公共料金を滞納しても個人信用情報機関に延滞の事実が登録されることはありません

その理由は、市町村役場や日本年金機構は個人信用情報機関の会員ではありませんので、個人信用情報を登録することができないからです。

ただし、公共料金の支払いをクレジットカードで行っている場合は延滞してしまうと個人信用情報機関に事故情報が記録されてしまう恐れがあります。この場合、クレジットカード会社が代わりに公共料金を支払っている形となりますので、公共料金の支払いを延滞しているのではなく、クレジットカード会社に対して延滞していることになります。

クレジットカードは支払い日から61日以上もしくは3ヶ月以上延滞した場合に延滞が記録されますので気を付けましょう。

またもう一つ注意したいのが携帯電話料金の支払いです。実は携帯電話料金の支払いを延滞すると事故情報が記録されてしまいます。スマホなど端末代が高額なものは分割払いで購入されるかと思いますが、これは割賦販売法の対象となる支払いですので、携帯電話料金を延滞すれば信用情報に延滞の記録をされてしまうのです。

端末を一括で払っている場合は仮に携帯電話料金を延滞しても事故情報は記録されません。

Q3.利用目的が原因で審査落ちすることはある?

A:多少なりとも影響します

カードローンの審査は仮審査と本審査の2段階に分かれています。

仮審査はコンピューターが機械的に審査しますが、本審査は人の手によって行われます

「貸したお金をきちんと返してくれるか」を見ていますので、たとえば利用目的が「ギャンブル」や「株やFX」だとすると、返済してもらえないかもしれないと疑われてしまいます。

特に、審査通過ギリギリのラインにいる人は利用目的が原因で審査落ちしてしまうこともありますので注意しましょう。

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