消費者金融について、どんなイメージをお持ちでしょうか? 一般的には、「怖い」「取り立てが厳しい」など、マイナスのイメージが持たれがちですが、 「便利」「困った時にいい存在」など、プラスのイメージを持っている人もいます。 実際に利用した人の中でも、基本的な知識を持って、計画的に利用し、苦しい時期を免れた人たちは、プラスの印象を持っています。 要は、使い方次第ということでしょう。 ここでは、消費者金融を便利に使うために、最低限知っておきたい事項について解説していきます。
消費者金融とは
消費者金融は、別名サラ金とも呼ばれ、一般的によく知られています。 簡単な審査で、すぐに現金を手にすることができることから、利用者が増えてきています。 例えば、年収の10%程や50万以下の融資でしたら、無担保無保証、1時間ほどのスピード審査で現金を手にすることができるのです。 しかし、このような大きなメリットの裏には、当然ですが気を付けなければいけないデメリットもあります。
消費者金融のメリットとデメリット
消費者金融のメリットは
・手続きの簡易さ ・審査のスピード
などが代表的です。
先に述べたように、無担保無保証で借りられるケースも多く、手軽で手続きも非常に簡単なものです。 店頭、電話や郵送での申し込みの他にも、インターネット、無人の自動契約機の申し込みが増えてきています。 人に会ってあれこれ手続きするのは、正直煩わしいと思う人が増えているのでしょうね。 審査のスピードは、30分ほどで済む場合もあり、消費者金融の多くは即日の融資が可能です。 急に資金が必要となった時に、いかに便利で心強い存在かわかるでしょう。 一時的に資金を得ることによって、回避できる問題はたくさんあります。 返済ができるのであれば、上手に利用すればメリットは大きいですね。
一方、デメリットとしては
・金利が高い
・取り立てが厳しい
・精神的な負担
などがあげられます。 最近では、取り立ての厳しさも以前ほどではありませんし、金利についても法改正が行われていますが、無計画に借りたため、返済が苦しいという例も少なくはありません。
貸金業法等の改正
2010年に施行された貸金業法では、グレーゾーン金利が廃止されました。 利息制限法所定の金利を上回る利息は無効とされ、年率20%を超える契約は刑事罰の対象となります。 ヤミ金対策の強化として、罰則規定も厳しくなりました。 また、原則年収の3分の1以上の借り入れはできなくなりました。 消費者としても、基本的な知識を持ち、利用するにあたり注意をしましょう。。
消費者金融を利用する際の注意点
・自分への確認
どうしても借りなければいけない状況か? いくら必要か?(なるべく少なめに設定) 返済のめどはあるか? まずは、自分への確認をしっかりとしてからにしましょう。
・貸金業者の確認
中には、悪徳業者もいます。 最低限、自分の借り先が、登録業者であるか?貸金業協会の会員であるか?を確認しましょう。
・契約書と領収書の保管
契約書はしっかり読んでから、契約をしましょう。
・利用業者が複数になってきたら…
どの業者にいくら借りて、返済日はいつか整理しておきましょう。 金額が膨れ上がってきたら、借金を整理することを検討してみてください。 以上をしっかり踏まえて、消費者金融を利用するようにしましょう。
この記事へのコメントはありません。