急ぎの事情でお金を借りようと思って情報を調べてみると、カードローンの運営会社は主に銀行と消費者金融の2種類があることに気づくはずです。
この2種類は個人の消費者向けの無担保融資ということが共通していて、限度額の範囲内なら繰り返し借入れと返済ができるという特徴も共通しています。
よく似たサービスですが、違いはどのようなところにあるのでしょうか?
消費者金融はスピード審査で利便性が高い
消費者金融の特徴は、審査スピードをはじめとしたサービスの利便性が高いことです。
大手の会社を選べば、インターネットで申し込みをしてから最短30分という大変短い時間で審査結果が出ます。
午前中など時間に余裕を持って申し込みをすれば、申し込みをしたその日のうちにお金を借りられることも多いです。
さらに、消費者金融は全国に自動契約機を設置している会社が多いため、夕方以降や土日に申し込みをしても、即日カード発行ができることがあります。
会社帰りの夕方の時間から申し込みを始めて、その日のうちに借入れができる場合があるというのは、スピード審査が特徴の消費者金融ならではのサービスと言えます。
銀行カードローンは安心感と低金利が魅力
銀行カードローンは消費者金融ほど素早い審査は行っていませんが、銀行の融資という安心があるのがメリットです。
業者からお金を借りるという経験があまりない人でも、全国に支店を展開しているような大手の都市銀行や、有名なネット銀行のカードローンなら安心して利用できるはずです。
特に、以前から預金口座を利用している銀行なら馴染みがありますのでより抵抗なく利用できます。
そして、銀行カードローンは消費者金融と比べて金利が低いことが多いのもメリットです。
消費者金融の金利は年18%程度が多いですが、銀行カードローンは年13~15%程度の場合が多いです。
ただし、一般的な傾向としては、審査基準は消費者金融より若干厳し目になると考えられます。
「どのようにお金を借りたいか?」で選ぶ
消費者金融は審査スピードが早いので、急ぎの事情で素早くお金を借りたいときにおすすめです。
特に、申し込みをした当日中にお金を受け取りたいときや、土日に申し込みをしてすぐに借りたいときには、銀行カードローンでは間に合わない可能性が高いため、消費者金融を選びましょう。
一方、銀行カードローンは一般的に低金利なので、まとまった金額をある程度長い期間借りたいときにおすすめです。
わずか数%の差でも、借りる金額が大きいときや、長い期間借りるときは利息の総額が大きく変わってきます。
特に急いではいないけど、できるだけ金利は低いほうがよいという人は、銀行カードローンを選びましょう。
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