お金を借りたいという人がだまされやすい闇金などの悪徳業者にはどのようなものがあるのでしょうか?いくつかあげてみたいと思います。
「貸します詐欺」
消費者金融の名称や登録証などを詐称し、融資を勧誘するDMなどを送りつけ、問い合わせた人などに対して保証金などの名目でお金をだまし取る。
「紹介屋」
「当社では審査が通りませんでしたが、あなたに融資可能な会社を紹介しますよ」と言って法外な紹介手数料を請求する。
「消し屋」
「あなたの現在の借入情報を消して新規の借入れが出来るように操作します」と言って手数料等を請求する。しかし実際そのようなことはできません。
「買い取り屋」
クレジットカードで50万円程度のものを買わせ、それを知りあいに高く売ってあげる、と持ちかけ品物を受け取ったまま連絡がとれなくなる。消費者はさらに借金が増えてしまう。
「整理屋」
借金を低金利で1本化しますなどとDMなどで勧誘し、法外な手数料や保証金を請求する。けれど1本化はされていない。
他にも調査費や資料費など様々な名目でお金を請求してくる手段があります。
悪徳業者の見極め方は?
営業を許可された消費者金融業者は登録表を持っていますが、悪徳業者の中にはこの登録表を詐称している場合もあります。
掲示された登録表が正規のものかどうかは金融庁のホームページの「登録貸金業者情報検索入力ページ」にて確認できます。
ただし、東京都の登録は案外簡単にとれてしまうこともあり、実際に登録がされている場合もあります。この場合の登録番号はたいてい「東京都知事(1)~」となっています。登録番号は3年ごとに更新されるのですが、このかっこの中の数字が大きくなるほど営業が長いということになります。ですから(1)の番号だったら初めから信用しない方が無難です。
悪徳業者はほとんどの場合DMや電話で勧誘してきます。この場合の連絡先が090から始まる携帯電話だったなら、それは間違いなく悪徳業者です。
消費者金融の営業には固定電話の開設が義務づけられているからです。
悪徳業者もやみくもに勧誘を行っているわけではなく、やはり弱みにつけこむ情報があるからです。
もしあなたが金融事故情報として載った覚えがあり、それから勧誘が来るようになったのなら、それは悪徳業者の可能性が高いです。
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