会社員の必要書類
必ず求められるのは、周知のとおり”本人確認書類“(運転免許証・健康保険証)です。
本人確認書類にも条件があり、それは「現住所記載であること・有効期限内であること」です。
本人確認書類以外に必要な書類があるかどうかは、審査中に判断されることが大半です。
また、ショッピングカード付帯のキャッシング・カードローン共に、「原則として担保を取らない」ことも、知っておくとよいでしょう。
どんなに多額の融資でも、持っている車や不動産の残債・評価額に関する書類を求められることはありません。
万一求められた場合は、ヤミ金である可能性が高いので要注意です。
本人確認書類の他に必要となるのは、
- 公共料金の請求書/直近1ヶ月以内取得の住民票
(本人確認書類に記載されている住所が今の住まいではなかったり、住所が載っていない場合) - 収入証明書(給与明細・賞与明細・所得証明書)
- 社員証
所得証明書は、申込限度額が多い場合に必要となります。
他社で借入のある人・限度額50万円以上の申込みをしたい人は、必ず用意しましょう。
社員証が求められるケースは稀ですが、ウェブサイトもない小規模会社に勤めている場合・雇用形態がアルバイトまたはパートの場合は、提出を求められる可能性があります。
審査には影響せず、あくまでも勤めているということの裏付けを得るためなので、ご安心ください。
専業主婦の提出書類
原則として必要なのは、世帯主が明記されている保険証です。
付け加えると、これは家族構成から見た経済状況の判断資料にもなります。
また、貸金業法上ではグレーであるものの、消費者金融・銀行系カードローンにおいては、夫の収入証明が必要となります。
夫の給与明細を簡単に得られない場合、やはり所得証明書を取り寄せる方法が考えられます。
しかし、妻が夫の所得証明書を求める場合、夫の委任状が必要であることを心得ておきましょう。
また、夫の給与振込先の通帳のコピーなどは、収入証明として認められていません。
ここまで述べたことをまとめると、家族に秘密でお金を借りたい主婦が収入証明書を求められた場合、契約は非常に厳しいと言わざるをいません。
必要書類を揃えられない場合のテクニック
収入証明書を用意できない場合、消費者金融や銀行系カードローンに頼らない方法がひとつ考えられます。
それは、ご自身名義で持っているショッピング用クレジットカードに、キャッシング枠を付帯させることです。
この場合の審査は、ショッピング利用の際の毎月の支払い状況に重きを置いて行われることがほとんどです。
なんらかの収入証明書をもとめられたり、借りたい本人の収入有無を問われることは稀です。
目安として、借りたい金額とショッピング枠との合計が〜50万円であれば、提出書類なしでキャッシング機能を付帯できる確率が高いと言えます。
学生の提出書類
学生についても、本人確認書類は扶養者記載の健康保険証になります。
合わせて、アルバイトをしている場合は、本人の直近の給与証明書を求められます。
扶養者の収入ではなく、本人の収入状況を審査基準とするため、家族に協力してもらう必要はありません。
しかし、不利な点があることも理解しておきましょう。
どんなにアルバイトの収入が高くても、原則として10万円までしか限度額を認められません。
ショッピング用クレジットカードへのキャッシング機能付帯も、学生の場合は不可能です。
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