今回の体験談は、神奈川県に住む30代男性、ケンタさんのお話しです。
しっかりとオチがある所が『それホント!?』って感じですが…
プロローグ
ケンタさんは非常に困っていました。
何がって?
お金がないことにです。
普段から金使いが荒いわけではありません。
ギャンブルもやりませんし、趣味はあっても、さほどお金のかかることでもありません。
でも、その月はやたらと出費が嵩む月だったんですね。(結婚式・税金・ケガ・スマホが壊れた)
ま~、よくあることと言えばそれまでのことです。
何にそんなにお金がかかったのかは、今回はさほど重要なことではありません。
とにかく、ケンタさんにはすぐにお金が必要だったということです。
お金を借りよう!
で、ケンタさん。
お金を借りようと思いました。
パッと思いついたのが、親からの借金。
でも、そんなことを親に言おうものなら心配をするだろうし小言も言われるはず…。
借金とは直接関係のないことまで言われるに違いない…
というわけで親の線は却下。
次に頼れそうなのは友達。
やはり持つべきものは友… と思ったけれども、親友のユージさんはケンタさん以上にお金がないはず…
キャッシング会社から借金しているというもっぱらの噂。
というか、自分でベラベラとしゃべっているのだから噂というよりも真実。
よくもまぁ、そんなことを平気で言えるものだと変に関心もしながら、いよいよ自分もキャッシング会社にお世話になる日が来るとは…。と思うケンタさん。
無人契約機へ!
で、迷っている時間もなくて、とにかく無人契約機へ。
世間体を気にするケンタさんはその間、ドキドキ。
初めての経験だったものの、言われるがままに手続きを進めて、無事に契約成立、お金も借りられたケンタさん。
思ったよりも簡単過ぎて、逆に不安になったけれど、とにかくこれで支払いが出来ると安心したのも束の間。
無人契約機から出た瞬間に人が…。
しかもひょっとすると一番会いたくなかったかもしれない親友の…
そう、無人契約機のはずが『無人』ではなく『有人』で、しかもそれが『友人』で、そしてお気づきの方もいる通り、それは『ユージ』だったいう作り話みたいなお話し。
口の軽いユージにバレてしまったことで、このことを他人に言いふらしはしないかと、今後は『ユージに用心…。』
お後がよろしいようで…。
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