お金を借りる時はカードローンを利用するのが基本ですが、銀行ではフリーローンをいう言葉を聞く事もよくあるでしょう。
カードローンと同じようなサービスというイメージがありますが、実際は異なる点もあるのでしっかり把握しておく必要があります。
そこでフリーローンの特徴から見ていく事にしましょう。
何度も借り入れする事が出来ない
フリーローンは投資目的や事業資金で利用する事が出来ない点はカードローンと同じですが、何度も借り入れする事が出来ないのが特徴になります。
カードローンは限度額の範囲内であれば何度も借り入れする事が出来ますが、フリーローンは必要なお金を一括で借り入れしてその後に月々の返済期日までに支払いをしていく事になります。
何度も借り入れする事が出来ないので少し面倒に感じてしまう人も中にはいます。
審査が厳しい傾向がある
カードローンの審査は安定した収入を得ていて返済能力があると判断されれば可決される事が多いですが、フリーローンの場合は必要なお金を一括で借りる事になるので業者側にとっては多額のお金を貸す事になります。
それにより審査も慎重に行わなければいけないのでカードローンより厳しい傾向があります。
審査の可決率もフリーローンの方が低いので心配してしまう人も中にはいます。
フリーローンの特徴は何度も借り入れする事が出来ない、審査が厳しいという特徴がありますが、実際にカードローンと比較するとどのような違いがあるのか見ていく事にしましょう。
金利の設定が低い
カードローンの上限金利は14~15%前後で設定されているので比較的高金利になってしまいます。
借り入れをする時に金利が発生して加算される利息も多くなるので返済する時に負担がかかってしまうのが利用者にとってデメリットになります。
しかしフリーローンは7~10%前後で設定されているのでカードローンと比較すると低くなっています。
それにより加算される利息も少なくなるので返済する時の負担を軽減していく事我出来ます。
確実に返済していける環境を整えていけるのでフリーローンを利用した方がメリットに感じる人も最近では増えてきています。
カードの発行が不要
カードローンの申し込みをすると審査が行われて契約が完了すればカードが発行されます。
カードが発行されたらATMでお金を借りる事が出来るようになります。
しかしフリーローンは必要なお金を一括で借りるのでカードの発行が不要になります。
それによりカードを持ち歩かなくて良いのがメリットになります。
カードローンを利用している時はカードを持ち歩いていると家族や友人に見られてしまいお金を借りている事がバレてしまいますが、フリーローンはカードの発行が不要なので家族や友人にバレてしまう事はありません。
フリーローンの方が安心して利用する事が出来ると考える人も最近では増えてきています。
手続きに手間がかかる
カードローンは申込手続きをする時に本人確認書類を提出すればいいので手続きにそれほど時間がかかる事はありません。
しかしフリーローンの場合は本人確認書類の他に収入証明書など提出しなければいけない書類が多いので手続きに手間がかかります。
また審査もカードローンより厳しいので時間がかかってしまう事が多いです。
契約完了して融資可能になるまでの時間もかかってしまうので早くお金を借りたい時はフリーローンを利用すると不都合になってしまいます。
フリーローンを利用する時はお金が必要な日に間に合うように時間に余裕を持って申込手続きをする事が大切になってきます。
返済する時は口座引き落とし
カードローンの返済方法は提携ATM、銀行振込、口座引き落としなど複数あるので自分の都合に合わせて選ぶ事が出来ます。
しかしフリーローンの返済方法は口座引き落としが基本となるので自分の都合に合わせて選ぶ事が出来ません。
フリーローンを利用する時は返済する時に使用する口座を開設しておく必要があります。
しかし返済方法が口座引き落としになると返済期日を忘れても口座から自動で引き落とされるので滞納してしまうのを防ぐ事が出来ます。
滞納してしまうといろいろ面倒な事になるのでその点で考えると返済方法が口座引き落としなのはメリットと言えます。
カードローンとフリーローンを比較してみるといろいろな部分で異なる点があります。
実際にフリーローンを利用する時は事前に確認しておくようにしましょう。
またフリーローンを利用するのに適しているのはカードローンとの違いから見ていくと加算される利息を少なくして返済する時の負担を軽減したい人、カードを持ち歩きたくない人、確実に返済していきたい人、返済方法を口座引き落としにしたい人になります。
該当している人はフリーローンを上手に利用する事が出来るので申し込む事を検討してみましょう。
またフリーローンを利用する時の業者選びはカードローンを利用する時と異なるので注意しましょう。
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